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太りたいと考えている人の多くは、あとどれくらい太りたいという目標があることと思います。
太りたいとまで考えているのであれば、現状がガリガリに近く骨が浮き出てしまっているような状況で、貧相に見えるという悩みを抱えているケースが多いです。
あなたはどうでしょうか?
「10キロ近く太れたらかなり印象が変わるのになあ…」と考えているのではないでしょうか。
ですが、ダイエットに取り組んでいる人がカンタンに10キロ痩せることができないように、太りたいひとがカンタンに10キロ太るということはできません。
痩せやすい体質の人は痩せるのは難しくないのですが、太るのが難しいから太りたくて悩んでいるわけですから。
ですが、適切に取り組むことができれば10キロ太るということも夢ではありません。
この記事では自分に必要なカロリーの正しい計算方法や、プランの立て方、上手なデブエットへの取り組み方について解説していきます。
読み終わったころには自分が10キロ太る未来をしっかりと想像出来ていることでしょう。
ぜひ読み進めてみてくださいね。
目次
まずは10キロ太るためにどれくらい必要なのかカロリー計算をしよう!
太るためには、まずは消費カロリーがだいたいどれくらいなのかを知る必要があります。
消費量が摂取量よりも多ければ痩せていき、少なければ太っていくからです。
まず基礎代謝のベースを1200キロカロリーとした場合、生活していくことで消費されるものをプラスすることになります。
現在の体重の25~35倍というのが目安となり、体重が50キロの男性であれば1250~1750キロカロリーとなり、合計をすると1日当たりだいたい2500~3000ということになります。
脂肪分で丸々10キロ分を増やそうとした場合、1キロあたり7200程度とされているため、10キロでは7万2000キロカロリーが必要となります。
しかも、摂取量から消費量を引いて7万2000ということになるため、かなりの摂取量が求められることになります。
到底1日2日でなんとかなる数字ではありません。
このため、かなり長期的なスパンで7万2000にも及ぶ余剰分を稼いでいくことが求められます。
特に肉体労働などをする人は相当な摂取量が求められます。
10キロの太り方には色々とあり、筋肉をつけながらなのか、単に10キロならそれでいいのかなど様々です。
筋肉をつけながらということになると、消費量はその分増えていくため、摂取量をさらに増やすこととなり、それ用の食事を摂取していくことにもなります。
また、食事があまり好きではないという人にとって、摂取量を増やすというのは実に大変であり、痩せやすい体質の人は苦労が絶えません。
このため、段階的に太っていくことが求められ、長期的に考えて太ることが健康状態のことを考えても大事なことです。
まずは7万2000という数字を覚えておき、次にどれだけの期間でそれだけの数の上積みが必要なのか、そして、1日あたりならどれくらいになるのかというのを計算していき、そこから食べるものを考えていくということをすると、無理をすることなく体重を増やしていくことができます。
何か月で10キロ太るか期間を決めることが大事!
何か月をかけて取り組んでいくかによって1日当たりどれくらい摂取カロリー量を増やせばいいかが変わってくるので、自分がいつまでに10キロ太りたいのかというのをまずは考えてみましょう。
1ヵ月で10キロということになると、1ヵ月で7万2000キロカロリーの余剰分が必要です。
つまり、1日あたり2000キロカロリー以上の余剰が必要であるため、普段の摂取カロリーの倍を必要とします。
1日3食をガッツリ食べるという人は、その倍を食べることになり、かなり大変であることはわかります。
1日ぐらいであれば問題ないとしても、それを1ヵ月丸々続けていくとなると、生活に大きな支障が出ることは明らかです。
2ヵ月としたとしても、それでも毎日1000キロカロリー以上の余剰分が必要となります。
毎日4食程度の食事が必要となり、1ヵ月の時に比べて負担は少ないものの、長く続ける分、ボディブローのように負担が蓄積されていくのは明らかです。
すると、短期間に増やそうとするとそれだけ1日当たりの摂取カロリーは相当な量になっていくのは間違いなく、長く続けることは厳しいため、少なくとも半年以上の期間で行っていくことが大事です。
半年であれば、1日当たり数百キロカロリー程度で大丈夫です。
これを1週間にすれば数千キロカロリーの余剰でいいということになり、調整をしていくこともできます。
例えば、仕事をしている日は昼食や間食、もしくは夜食で稼ぎ、休みの日は食べ歩きなどをして全体的に稼ぐということが可能になります。
短期間にやってしまうと、調整をすることが非常に困難であるため、1週間単位で摂取カロリーを考えていくと色々と調整がしやすくなります。
1年間となれば、200キロカロリー程度の余剰で大丈夫なため、ご飯をお茶碗1杯程度多く食べるぐらいで可能になります。
他にカロリーの高いものをいつもより少し多く食べる生活をすれば、1年間で10キロは簡単です。
まずはどれだけの期間で10キロを太るのか、1日当たりの摂取カロリーはどれぐらいになるのかを知ることで、現実的な期間というものが分かり、例えば甘いもの、好きなもので補うといったことも可能になります。
吸収効率も大事!ただ食べるだけでは太らない!
一方、ただ食べるだけで太るわけではないということも指摘されています。
結局のところ、栄養素が体の中に吸収されなければ意味がなく、吸収されないまま、体の外に出てしまっては何の意味もありません。
このため、ただ食べるだけでなく、吸収効率を上げていくということも必要になっていきます。
その場合に必要となるのが酵素です。
酵素には食べ物の消化、吸収を助ける要素、栄養素を働かせる役割があり、吸収を高めることが可能です。
酵素が多く含まれている食べ物として、発酵食品全般、キムチや納豆、ヨーグルトなどがあります。
これを食事の中でうまくとっていくことで栄養素を体内に取り込みやすい状況となってくれます。
ご飯のおいしい食べ方として、キムチや納豆をセットにして食べる人がいますが、キムチと納豆を混ぜキムチ納豆の状態にし、それをご飯にかけて食べれば、ご飯の炭水化物なども相まってとても太りやすい食事にしていくことができます。
他にも酵素を多く含む食べ物として刺身や果物、野菜、牛乳などがあります。
10キロを増やす食生活をする場合、ネックとなるのは朝食です。
朝食からガッツリ食べるというのは意外と大変であり、パンだけで十分という人も少なくありません。
例えば、ここである程度カロリーを稼ぐことができれば、昼食や夕食などで無理をしなくて済みます。
果物や牛乳、そして発酵食品であるチーズやヨーグルトを最大限活用した食事を朝にとるということをすれば、それも簡単です。
ただ単に多く食べればいいというのではなく、発酵食品をうまく活用して食べていくことで効率よく太っていくことが出来ます。
この部分が抜け落ちやすく、カロリーだけが先行してしまうため、注意が必要です。
発酵食品は健康にもいいため、健康に出来るだけ気を使って体重を増やす場合にも、発酵食品を主体にした形にすれば負担をできるだけ少なくすることもできます。
何をベースにして食べるのかということも考えなければなりません。
サプリメントも同時に活用するとサポート力を高めてくれる!
食事だけで太ろうと思ってもやはり限界があり、当然ながら体調が悪く、そこまで多くは食べられないという日が出てくるのは当然です。
そのため、食事以外でも摂取カロリーを稼いでいくことができる方法というものを模索しなければなりません。
この時おすすめなのがサプリメントです。
最近のサプリメントには太りたい人向けのものが登場しており、食事だけで太ろうとする人への援護射撃をしてくれる代物となっています。
太りたい人向けのサプリメントの中身ですが、酵素をブレンドし、効率的に栄養を吸収できるような形にしてあります。
複数の麹を使っており、純粋に酵素を摂取していくことが可能です。
また、酵素はビタミンなどがあれば強く働くことができます。
酵素を強く働かせるものを配合し、他にもそれぞれが強固な関係となるような栄養素をブレンドし、構成されています。
一方、酵素の弱点の対策もサプリメントですることができます。
酵素は体温が下がるとその働きが悪くなり、うまく栄養素を吸収するということが難しくなります。
このため、摂取をすることで体温が上がるよう、生姜などを入れて体を温かくさせるものも登場しています。
また、腸の汚れなどにも酵素は敏感に反応してしまうため、腸をきれいにしてくれるものも配合され、酵素が最大限働くことのできる環境を手にすることができます。
ただ食べるだけではなく、酵素を最大限活用することがこの場合は大事ですが、食事の中で気を付けていくだけでなく、補助食品をうまく活用することでその負担をさらに下げ、できるだけ自然な形で太っていくことが出来るようになります。
結果として数多くの栄養素が配合されており、バランスよく栄養素を補うことが出来るため、食事だけでは栄養が偏ってしまうという人にとっても、とても便利なアイテムとなります。
1裏ワザはない!プランを立てて計算するのが一番の早道!
10キロ分を増やすということに裏技は存在せず、地道な努力が必要不可欠です。
また、無計画に増やそうとしても体が悲鳴を上げるだけであり、単に健康を害するだけに終わってしまいます。
それでいて毎日続けられることも大事であるため、計画をしっかり立てる、その計画を毎日実行するということを心掛けてやっていくことが求められます。
また、最終的に10キロを太るということを考え、例えば1ヵ月で1キロ、半年で5キロと細かな途中目標を設定しておくことも大事です。
進捗状況を確かめることでペースの上げ下げができるだけでなく、少し厳しそうであれば、食事やサプリの中身を見直し、計画の変更をしていくということもできるようになります。
代謝を高めたり、消化吸収率を高めていくためにはサプリメントを合わせて活用していくことがベストです。
ただ単に食事の改善だけで取り組もうとしていくよりもずっとずっと効率がアップします。
なので、少しでも早く結果が欲しいという場合は、サプリメントを適切に使用して太ることも考えていきましょう。