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太りたいのにご飯をあまり食べられない…そんな悩みでツラい思いをしている人は多くいます。
拒食症や逆流性食道炎などの病気が原因となっているケースではまた考え方は変わってくるのですが、ごはんの量を食べられないというケースは病気が関係していないために改善のために取れる施策もある程度あります。
このページでは食べれないことで太れずに悩んでいるあなたのために、適切に太るための情報を提供していきます。
- 食べたいと思っているけど食欲が湧かない…
- 食べてる最中に満腹になってしまう…
- そもそも食事への欲求が低いような気がする…
そんな方は、ぜひこのページの情報を参考にしてみてくださいね。
目次
満腹感や食べたくない気持ちを管理して上手に太る方法とは?
太るためには食べないといけないのはわかっているものの、どうしても食べることが出来ないという人は意外と多くいます。
この場合、食べることが出来ないケースとして、そもそもそれだけの量を食べることが出来ないという場合、そして、食欲がなく、別に食べなくても何とかなるという場合などに分かれます。
こうなると、無理に食べなくても生活できるため、もし太ることを考えると、無理に食べなくてはならなくなり、辛い思いをしがちです。
量を食べられないのは、胃に入るスペースが少ないから考えがちですが、1人1人の胃の大きさなどは実は個人差がさほどなく、同じような胃の大きさとなっています。
そのため、量を食べれないのはスペースの問題ではないのは明らかです。
量を食べれない問題で考えられるのは満腹中枢です。
少ないレベルで感じる人もいれば、いっぱいに近くなってようやく感じる人もいます。
このため、満腹中枢が感知するレベルを上げることが求められます。
満腹中枢のレベルを上げる場合、胃の活動を常に活発にさせることが大事です。
そのため、少しでも食べる習慣を身につけることにより、たくさんのものが胃に入るだけでなく、満腹中枢のレベルが上がります。
言い換えれば、食べたくないから食べないということをしていると胃の活動は停滞しがちになり、結局のところ、満腹になりやすくなってしまいます。
間食などを行い、常に胃腸を動かすということが必要です。
一方、食欲がない場合には、これならいくらでも食べることが出来るというものを食べていくことが大事です。
例えば、果物を食べる、甘いものを食べるというようにご飯ではないものを食べることも1つのやり方です。
果物は吸収力を高めることができ、体の中に栄養素を吸収してくれるため、これをうまく絡めた形で食事をしていけば効率よくエネルギーを摂取でき、食べながら太ることも可能になります。
いずれのケースでも、間食や果物が重要なポイントです。
胃腸が弱くて食べることができないときは?
食べたくても食べることができないケースには胃腸に関する問題がある場合が考えられます。
例えば、胃腸が弱いために食べたくても食べることが出来ない場合には、胃腸薬の服用が必要です。
胃腸の機能が低下している状態は、様々なストレスが影響を与えているケースがほとんどです。
胃腸が弱い人はストレスに弱いケースが多く、神経性の胃痛に効きやすい胃腸薬を飲んでから食べることをおすすめします。
一方、食べると気持ち悪くなってしまうという人もいます。
そして、お腹を壊してしまい体調がすぐれない人もいますが、この場合考えられるのは、自律神経が乱れていて胃もたれを起こしていることです。
こうなると、消化不良にもなりやすく、胃腸にもいい影響はありません。
気持ち悪くなるというのは、胃に何かしらの不調が見られるためであり、場合によっては吐き気を感じる人もいます。
これらの場合には、消化にいい食品をできるだけ食べるようにして胃の負担を軽減することが求められます。
消化にいい食品としてまずおかゆや蒸しパン、にゅうめんなど比較的柔らかめなもの、タンパク質、野菜果物、乳酸菌などがおすすめです。
また飲み物もあまり冷えていないものであればよく、キンキンに冷やした飲み物を飲むようなことは避けなければなりません。
また、消化にいい食品というのは胃に刺激を与えにくい食品という意味合いも含められています。
なので、同じ果物でも柑橘系、酸味のきついものは避けなければなりません。
胃腸が弱い、そのせいで食べられないという人は胃への刺激が極力少ないものを食べていくことで多くの量を食べることが可能です。
お腹を壊すという人は胃が明らかに不調であり、いい状態ではありません。
この状態であれば無理に食べるよりも断食をしてまずは胃の調子を整えることが大事です。
それから徐々に多くのものを食べていき、太る努力をした方が体にとっても負担が少なく、長く続けることが出来ます。
徐々に量を増やしていくのがベスト
胃が小さい、胃腸が弱い、食欲がないなどのケースにより、多くの食べ物を食べることが出来ないという人は、まずは胃を常に動かすことが大事です。
そのためには、間食や果物を活用することが大事ですが、胃腸が弱いケースを考慮すると、バナナがおすすめです。
バナナはとても柔らかく、ヨーグルトと一緒に食べることもできるため、気軽に食べる量を増やしていくことが可能です。
調整するのもヨーグルトやバナナの量を変えるだけで十分です。
すぐに満腹中枢が刺激されるという人は、カステラやゼリーなどを食べることで胃を常に動かすことが出来ます。
これらも胃にやさしい食べ物であるため、胃腸が弱い、食欲がないという人にも食べることが可能であるため、積極的にこうしたものを摂取していきたいところです。
いずれにしても、最初のうちは刺激の少ないもので胃の活動を促していき、最終的に多少刺激のあるものでも受け入れられるようにしていくことにつながります。
考え方として、楽に食べることが出来るかどうかというのが大事です。
いきなり量を増やし、苦痛に感じながら食事をしても、元々ストレスによって胃を痛める人が多い中、何の意味もなしません。
なので、好きなものを食べながら徐々に食べる量を増やしていく方がとても効率的です。
食べることが苦手という人でも必ず好きなものは存在します。
それをベースにして食事を進め、食べる量を増やしていくことが出来れば最高です。
太る食べ物といえば炭水化物ですが、お米などをいきなり食べると案外負担が大きく、胃が疲れてしまいます。
しかし、おかゆなら消化もよく、それでいて栄養素が多く含まれているため、栄養をしっかりとるにはおすすめであり、風邪を引いた人でもだれもが食べるものです。
卵などをうまく使い、おいしく食べていくこともでき、最近はおかゆ料理のバリエーションが多いため、胃腸が弱いという人でも簡単に食べることができるものとして注目されています。
サプリメントやプロテインを使うと楽をして太ることができる?
一方、食べる量をできるだけ押さえたい場合におすすめなのがサプリメントやプロテインです。
プロテインであればタンパク質を多く含み、アミノ酸も多く配合され、乳酸菌も入っているからお腹を壊すこともありません。
健康的な材料を使っているかどうかを確かめて、まずはそうしたもので試してみることが大事です。
市販されている場合や通信販売でお試し購入が出来る場合もあるため、活用をしたいところです。
サプリメントとしては、酵素がたくさん入ったものがおすすめです。
酵素の役割として、食べ物の吸収、消化を助けてくれる、栄養素を吸収しやすい状態にするというものがあります。
体内には元々酵素が存在し、体の中で作られていますが、これが少ないと消化自体の働きが弱まり、消化不良などにつながり、胃腸の不調の原因となります。
このため、サプリメントで酵素を飲むことで消化の働きなどを補強してくれるという算段です。
最近の酵素入りサプリメントは酵素だけではなく、不足しがちな栄養素や酵母などを配合しており、食がまだまだ細いという状態でも効率よく太っていくためのサポートが出来るようになっています。
食が細く、食べる量をどんどん増やしている段階はまだまだ偏った栄養になりがちであり、バランスよく摂取していくというのは難しいのが実情です。
そのため、栄養を補いつつ、酵素を取り入られるものがおすすめです。
もちろん、そうしたものだけを服用したところで劇的に太ることはありません。
あくまでも普段食べているものから得られるものを最大限吸収するために必要であり、いわば太りやすい環境に仕立て上げるお手伝いをしていると考えた方がよさそうです。
そして、継続的に続けていくことで気づいた時には胃腸も元気に、そして体重も段々と増えていくというような状態になっています。
たくさん量を食べなくても太ることはできる
太るためには食べるというのは誰もが考えがちですが、食べれない以上、いきなりたくさん食べようとしても苦痛になり、なぜ太らなければならないのか自問自答をするような状況になってしまいます。
そのため、食べられないという状況をまずは認めつつ、たくさん食べることが出来るように、まずは胃を動かすということが必要です。
たくさん食べることが出来る状態は胃の状態も良く、無理をしなくても食べることが出来る状態です。
そうではない場合、胃に優しいもの、消化にいい食品を食べることを心掛けていくことが求められます。
そして、長いスパンで量を増やし、足りないときはサプリメントやプロテインなどを活用していくことで太っていくことが出来るようになりますよ。
プロテインはある程度量を飲まなくてはいけないため、少しずつはじめていきたいというあなたは、まずはサプリメントから手に取ってみてください。
思ったよりもずっとずっとかんたんに悩みを解決することができるかもしれません。